仕事のしやすさは施設長の能力で決まる!?
介護施設ではたくさんの職員が働いています。
立場や雇用形態、年齢や性別も違うでしょう。
多種多様な人が集まっているので、当然、人間関係の難しさが問題になる場合があります。
そこで重要になるのが「施設長の能力」です。
施設長が施設内の人間関係を把握し、気を配ってくれれば、比較的人間関係は上手くいきます。
施設長が人間関係の潤滑油になるのです。
介護施設に転職する際は、施設長の能力が重要なチェックポイントなので、よく注意してください。
面接官が施設長かもしれません。
使えなさそうなタイプの人なら、その施設は見送った方がいいかもしれません。
施設長のタイプ
施設長には、行政からの天下りや経営者の一族といった介護職員と距離を感じる人もいれば、雇われ施設長などもいます。
中には介護の素人で、数年間施設長やって退職する腰掛け的な方もいます。
朝お茶を飲み、新聞を読んでから施設の中を巡回して、適当に昼食をとり、また午後になったらお茶を飲んで、書類に目を通しハンコを押して、定時になったら帰る人もいます。
一方で様々な会議を開き、現場の問題を議論して改善を推進するよう意欲的に行動する人もいます。
このように施設長にも様々なタイプがあるので、転職しようとしている施設の施設長がどのタイプに属するのかを見極める必要があるでしょう。
比較的規模が大きく有名な介護施設の施設長の中には、施設の仕事を放り出して、外部の講演や行事に飛び回っている人もいます。
介護施設の知名度があって安定していてそうでも、施設長がいい加減であれば、決して働きやすい職場ではないので注意が必要です。
管理能力のない施設長の下では働きづらい
その他、お金だけに関心があり、施設の財布の紐だけは離そうとしないタイプもいます。
こういうタイプは自分の給料を上げるために社内で調整をするなど厚顔無恥なタイプが多いと言えるでしょう。
さらに、言っていることとやっていることが全然違うので、介護職員から全く相手にされなくなってしまう孤独なタイプもいます。
また、優柔不断で現場の管理職にすべてを任せてしまっているタイプもいます。
逆に自分の考えを現場に説明して、現場からの意見も集約し、話の落としどころを探ろうとする調整役タイプの施設長もいるのです。
さらに言えば、戯言ばかりが先行する学者のようなタイプもいます。
このように施設長にもいろいろな種類の人がいるので、自分と相性が良く働きやすそうな施設長がいる介護施設を選ぶことが転職を成功させる秘訣と言えるかもしれません。
もし転職を検討している施設の施設長が正しい判断を下せないにもかかわらず、自分で意思決定をしたがるタイプである場合には、十分な注意が必要かもしれません。
介護施設の意思決定プロセス
一概に意思決定といっても施設長だけでできるものではないかもしれません。
にも関わらず、施設長が自分の意志を行使しようとするのであれば必ずそこに軋轢が生まれます。
本来であれば会議を経て決定するような事柄であっても施設長の一存で決定してしまえば、現場は混乱するに違いありません。
転職の際は施設長のタイプをチェック
もし、あなたが転職を考えているなら、施設長の人間性と意思決定プロセスはチェックした方がいいでしょう。
転職した先でこのようなお騒がせタイプの施設長がいると必ず現場は混乱します。
また、このような施設長の場合には、口は出すけど責任はとらないというタイプが多いのも特徴です。
そのため何かトラブルが起こればその責任が現場に転嫁されてしまうのです。
この状態は非常にストレスがたまるでしょう。
いわゆる「失敗の転職」となり、また転職活動をすることになるかもしれません。
そうならないためにも自分の上司となる施設長が役職としても人間としても尊敬できるのか。
この人と一緒に仕事がしたいのかとの視点での職場選びが何より重要なのかもしれません。
介護専門の転職サイトを使う
もし、施設長の人間性を事前に知りたいのであれば、介護専門の転職サイトを活用するといいでしょう。
介護専門転職サイトに属しているキャリアコンサルタントは、それぞれの介護施設の特徴は隅々まで把握しています。
施設長の人間性だけでなく、介護職員との関係性を知っている場合もあるので、働きやすい施設を推薦してもらえます。
特に、求人件数が多く、キャリアコンサルタントの質の高い「メドフィット」「ミラクス介護
」がおすすめです。

