











介護現場でモチベーション下げる発言
介護現場には、常にネガティブな発言をして周囲のモチベーションを下げさせてしまう人がいます。
忙しい上に待遇もよくなければ、ついついマイナスな発言をしてしまうのもやむを得ないかもしれませんが、そういう発言を聞かされていると周囲のやる気まで削いでしまいますし、何より気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。
また日常的にこういうネガティブな発言ばかり聞かされていると、そのマイナス思考が乗り移ってしまい、周囲までネガティブな思考に支配されていてしまうのです。
マイナス思考の人は、仕事がうまくいっていても、今回はたまたまうまくいっただけで次はどうせ失敗してしまうんだろう・・・とネガティブな考え方に陥りがちになるのです。
また、周囲から褒められたとしても、それを素直に受け取らず、お世辞だと考え、むしろ嫌味を言われたとネガティブな解釈をしてしまうのです。
マイナス思考の原因
どうしてマイナス思考の人は、何に対しても後ろ向きな捉え方をしてしまうのでしょうか。
それは考え方の癖にあるといってもいいでしょう。
人はそれぞれ思考パターンを持っています。
例えばネガティブな感情を生み出しやすい思考パターンに陥ってしまうと、物事の捉え方がどうしてもネガティブに凝り固まってしまうのです。
つまり、ネガティブ思考の人というのは何に対してもネガティブに捉える習慣が染み付いてしまっているのです。
これは長年の間に培ってきた思考パターンなので、なかなか変えることは難しいかもしれません。
マイナス思考の改善方法
しかし、このようなネガティブな考え方は、一種の癖なので、努力によって変えることができるのです。
例えばマイナス思考の人に対しては、意識してうまくいったときの話を聞き出すと良いでしょう。
それによって一時的であっても、ポジティブな思考が蘇ってくるのです。
日常生活の中では少なからずうまくいったことや嬉しかったことがあるはずです。
それはどんな些細な事でも大丈夫です。
うまくいったことに焦点をあて、一瞬でもマイナス思考を止めることによって、別な視点から物事を見られるようになるのです。
これを繰り返すことによって、マイナス思考から脱却することができるのです。
介護現場の同僚をポジティブにする方法
物事を捉えるとき、これまでと違った視点を取り入れることが重要になります。
特にマイナス思考の人には、ポジティブな気持ちになった時のことを思い出させてあげるのです。
過去の経験でうまくいったことや人の役に立てたこと。
または、過去にとらわれるのではなく未来に向けた行動に視点を移るようにさせてあげるのです。
これにより考え方の癖が修正できれば物事の捉え方が変わり感情も少しずつ変化していくでしょう。
周囲がマイナス思考の人の考え方を改めてあげることができれば、介護現場の雰囲気は一気に改善するでしょう。
それにより職場が明るい雰囲気になり、仕事がやりやすくなればそれに越したことは無いはずです。
介護現場の雰囲気が改善されない場合は
しかし、マイナス思考の人の考え方を改めさせるのは言うほど簡単なことではありません。
もし、努力してもマイナス思考の人の考え方が変わらずに、あなたにとってストレスになるのであれば、場合によっては職場を変える勇気を持つことが重要になるかもしれません。
自分とは合わない人がいる職場で、毎日嫌々仕事をしてもそれは決して楽しい時間になることはないでしょう。
それであれば、自ら動き、自分に合った職場に転職することも選択肢になってくるはずです。
介護の仕事は慢性的な人手不足が続いているために、引く手あまたです。
今よりも条件の良い求人が必ずあるはずなので、転職サイトに登録してあなたに合った求人を探してみるというのも1つの手段だと思います。

